バランスシートの面積 2022 6 5
「バブル経済が崩壊すると貸借対照表はどうなるか」
日本のバブル経済は、1980年代後半でした。
多くの会社が「財テク」と称して、
株式や不動産を買っていました。
これらは右肩上がりに上昇しましたので、
「持たざるリスク」を感じて、
法人も個人も借金をしてまでも取得しました。
しかし、バブルが崩壊して、
株式や不動産が大きく下落するとどうなるか。
両方とも「もう底だ」と思われても、
さらに底が割れて下落しました。
不動産は、東京の一部地域では、
価値が10分の1になるまで下落が止まりませんでした。
そうすると貸借対照表は、
左側の「資産の部」がひたすら縮小を続けるので、
右側の「負債の部」をひたすら削る必要があります。